放電電圧0.9Vで設定したとします。
リニア放電だと電池が0.9Vになった瞬間にカットをするので電圧が復帰してしまうのです(だいたい0.3V位戻る)
つまり、完全に電池が抜け切れてない状態で放電が終わってしまうのです。
例えば950mAhの電池があったとすると、満充電から0.9Vカットまでで850mAhしか抜けてない…みたいな状況になるのです。
別にそれでもいいのですが、残りの100mAh分は使われない部分としてメモリーされてしまいます。
評価をするならリニア放電の方が良いですが、使用後のサイクルをかけるならなるべく全ての容量を放電してあげたい。
ここで活きてくるのがC4に採用されている絞り放電という機能。
終始電圧に近づくと放電電流値をよわめながら放電してくれるため残り僅かな部分もきっちり抜いてくれるのです。