ツイッターに起きている「騒がしい街宣車効果」 “極端な人たち”をミュートすべきかブロックすべきか - 佐々木 俊尚
https://blogos.com/article/399273/
引用。
インターネットの「エコーチェンバー効果」というのがある。エコーチェンバーは反響室のことで、同じような価値観の人たちとばかりコミュニケーションし、共感しあっていると、閉鎖的で偏った意見や価値観がどんどん仲間内で増幅してしまって、孤立した島宇宙のようになって先鋭化し、デマや罵声の温床になりやすい。
ネットでは「自分の見たいものしか見ない」ことができるので、エコーチェンバー効果が非常に起きやすい。
(中略)
エコーチェンバー現象で先鋭化し、飛び交っている罵声や中傷が、そのグループとは無縁な外の人間にも聞こえてしまう。そういう声をさんざん聞かされると、外部の人はその人たちが嫌いになっていく。これを仮に「騒がしい街宣車効果」と呼んでみたい。内部から見たエコーチェンバー効果は、外部から見ると騒がしい街宣車効果になる。
この2つは、表裏一体だ。