「無理ゲー社会」から引用。

大学で学生のキャリア支援を行なう高部大問は、若者たちが「夢」に押しつぶされていく実態を「ドリーム・ハラスメント」と名づけた。 大学生は就職活動で、「あなたの夢を教えてください」「10年後どうなっていたいですか」などと必ず訊かれる。高部のところには、「夢なんて無いんですけど、どう答えればいいんですか」という相談が次々とやってくるという。 (中略)ある生徒は「夢を持つことを強制されている」と高部に訴えた。(中略)「夢に囚われずに生きたい」というのが若者たちの本音だという。(中略)法政大学キャリアデザイン学部教授の児美川孝一郎は、「夢を脅迫する社会」になった理由を、フリーターやニートの増加を若者たちの「自己責任」にしたい大人たちが、「「夢」を持たせれば、それが働く意欲の回復につながる。そうすれば、就職難や非正規雇用の問題も解決に向かうと夢想した」からだという。 いずれも卓見だが、より本質的には、誰もが「自分らしく」生きなければならないリベラルな社会では、夢は一人ひとりがもつしかないからではないだろうか。

こういう所に付け込む大人たちもいる。なんだかなァ。

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ユーチューバーやらブイチューバーが、こうした若者たちの「夢」の発露だと考えれば、わからん話でもないが、同情を禁じえない。

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