「世界観」の続き。
で、いよいよ「町ガ」本人たちについて。こちらもメンバー構成やそれぞれのパフォーマンス、楽曲の内容など昨今のトレンドからはかなりの距離があるように感じました。
2000年代初頭の、AKBやハロプロの時代……いやそれ以前、90年代の女性シンガーグループを想起させるもの。
『水曜どうでしょう』の藤村ディレクターが「『水どう』が古くならないのは、新しいことを追いかけていないからだ」と発言していたが正にその具現化。
衣装や振り付けも、いい意味で「客にこびていない」。自分たちのやりたいこと、見せたいものがはっきりとあって、それに徹している感が伝わってくる。それでいて内向きではない感覚。
これはなかなか無いのではないか。