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先日発売された『2011年の棚橋弘至と中邑真輔』を読み返しているわけだが、徹底して新日本プロレスの創業者であるアントニオ猪木は傲慢なワンマンオーナーとして描写されている。「自分が世界一のプロレスラーであり、世界一プロレスを理解している」という信念に基づく思い付きの言動は、PDCAやコンプライアンス遵守が求められる現代の会社経営とは対局にあったわけだ。

ミニ四駆のコース運営というのも規模が極めて小さいものの、同じような「プチ・アントニオ猪木」に先導されている部分が大きいのではなかろうか。

この春にフォースラボという団体と関わりを持ったことを思い返すと、そんな思いを抱く。

ミニ四駆が健全な、老若男女が楽しめるホビーとして定着するには、キットやパーツの物販を起点にした、再現性のあるビジネスモデルの構築が必要だと考える。

その意味で、いからしさんの試みは他と異なるものである。幸い、私にも意見を求めてくれているので、うまく伸びていってほしいと期待している。

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ミニ四駆DON

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