夕方じゃなくて深夜ですが、続き。あくまで私見ですのでディテールの相違についてはご勘弁を。
〇提灯の問題点
2012年、13年ぶりに開催されたミニ四駆ジャパンカップを制したマシンに搭載されていたのは、やはり提灯でした。
翌2013年に発売された「超速ガイド」で提灯の作り方が紹介されたことで一般的な改造テクニックとして認知されるようになります。
しかし、提灯システムにはいくつかの大きな欠点がありました。
・重量物が重心より上に配置されているため、小ジャンプ(いわゆるドラゴンバック)やバンク入り口での安定性を欠く
・構造物が多いので重量がかさむ
・とにかくカッコ悪い
〇サイドマスダンパー
一方でオモリ単体でのマスダンパーも配置の最適解が見つかり始めました。それが「前後輪の間、やや前輪寄り」の位置です。
スーパーXX Evo.付属の大型プレート等で、前輪の直後にマスダンパーを設置するセッティングは現れていましたが、2012年のジャパンカップ後に登場した「ARシャーシ サイドマスダンパーセット」によって一般化します。