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【昼休みコラム】ミニ四駆の歴史 ミニ四駆PROの苦戦(2006-2009)

ミニ四駆PROは画期的な新型シャーシによって注目を集め、「アバンテMK.2」「ネオファルコン」など往年の名車をリニューアルするなど意欲的な展開を見せたにも関わらず、「第三次ブーム」を巻き起こすまでには至らなかった。

幾つかの要因があるが、個人的には以下を挙げる。

・MSシャーシに過去のボディが載らない
 レッツ&ゴーの新車やダッシュシリーズのMS版など過去のブームとのつながりを持たせようとしていたものの、過去のボディが「そのまま」使えないことへの抵抗感が大きかった。

・ケイブ社のオンライン施策の失敗
 ケイブとタミヤで「ミニ四駆ネットワークス」という会社を立ち上げるなどネットワークを活用したミニ四駆プロモーションという観点はよかった。が、その内容がチープだった上に、メダマとされたオンラインゲームはリリースが遅れた上に内容もひどかった。これらの負の印象を背負ってしまったことは痛手であった。

そして2009年5月のスーパーエンペラーMS仕様を最後に、しばらく新規ボディのマシンは発売されなくなってしまった。

@Bernie_Nihei 俳句を発見致しました!
『観点はよかった。が、その内容が』

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