②ペラタイヤの硬さの選択
私が最近ずっと常用しているのは大径ローハイトで26mm径のタイヤです。
そもそもホイール径が25mmあるので、この外径だとタイヤはちぎれる寸前、まさにペラタイヤになります。
一般的に立体コースでは跳ねを抑えるために堅いタイヤが良いとされるわけですが、この薄さになると、もはやタイヤの弾性を発揮する余地がなく、ほぼ全ての衝撃をホイール(とドライブシャフト)で受ける事になります。
なので、跳ね防止という意味では硬さはどうでもいいです。
路面への食いつきは走りに影響しますが、3レーン常設は埃っぽいことが多く、1週でタイヤ表面は埃だらけになることが多いです。そうなってしまうと、これもあまり差が出なくなってきます。四輪スーパーハードが無難ではありますが、まあ無理してスーパーハードを揃えなくても良いというのが私の感想。※多分フレキとかだとなるべく堅いタイヤを使った方が良いと思われます。リジッドよりもメカグリップを稼げるので。公式で速い人には四輪マルーンなんて例もあります。
③フロントバンパーの硬さ
大抵バンパーカットして1枚板でローラーステーを作ることが多いと思いますが、1.5mm厚の直カーボンだと、全く剛性が足りません。ラメ入り2mm厚でギリギリ合格、重量と厚みによる取り回しの悪化を度外視すれば3mm厚で万全、という感じ。理想はカーボンスラダンの素材で直タイプがあればいいんですが。出ませんかねえ。
3レーンはレーンチェンジでスラストを保持できるかどうかがコース上に留まれるかどうかを大きく左右するので、5レーンよりもバンパー剛性が重要だと考えています。
現在は立体のためのギミックやブレーキの副産物でLCを抜けやすくなったので軽視されがちではありますが、重要セクションであることには変わりありません。