「同志少女よ、敵を撃て」読了。 

なんというか「凄いものを読んだ」という感じの作品でした。

「同志少女よ、敵を撃て」読了。 

良かった点
・ミリタリーもののステレオタイプの否定
・半日もあれば一気に読めるテンポの良さ
・「シスターフッドとミリタリーの融合」という認識でも楽しめる良い意味での軽さ・エンタメ性

悪かった点
・エンタメ重視でステレオタイプとして残されてる部分が浮いて見える
・結果的にフェミニズムやジェンダーロール論と安易に結び付けられてしまう(よく読むとそこはあまり本質ではない)
・題材がタイムリーすぎる

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「同志少女よ、敵を撃て」読了。 

ネタバレしない範囲で感想を言うと、この話の面白さをネタバレ無しで説明するのはかなり難しいので「戦争を扱う作品に抵抗がないならぜひ読んでくれ」としかいいようがない。ハマれば4時間もあれば読めるテンポのいい作品ということと、1回まっさらで読んでからもう一度読み返すとあれはそういうことかという発見がある。

「同志少女よ、敵を撃て」読了。 

ミステリではないんだけど、「どうして~は~という行動をするに至ったのか(至ってしまったのか)」というホワイダニットの要素が随所に登場するので、その辺を考えるのが好きな人には面白いかも。

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