今更ながら『ビブリオ古書堂の事件手帖』を読んでいるわけだが、古本のディテールとか謎解きのロジックとか以上に、ヒロインである栞子(しおりこ)さんをどんだけ魅力的に描くかということに作中の熱量(カロリー)の大半が費やされている。で、ところどころオトコ目線の単語がチリばめられていて(まあ語り手がオトコなので仕方ないが)気になるっちゃ気になる。ただそれ以上にヒロインの所作を「は~い、これがメインディッシュですよ~」とばかりに強調する書き方は好感が持てる。読者の8割が女性というのも納得できる。
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