ミニ四駆の楽しみ方について
「ひとより速いミニ四駆をつくる」がモチベーションの源泉にすると長続きしない。
ミニ四駆もモータースポーツである以上、
・見識(知識と改良)
・工作技術
・リソース(資金と時間)
の優劣が車両を速くするための材料であることは疑いようもない。
で、世の中極める人はこの3点を上限なく費やしているので、ビギナーズラック的なものは起きようもない。
本来は先行者利益を削いだり、過剰な投資を抑制するためのレギュレーション改正を胴元が行う事で戦力が均等化するのだが、タミヤさんはそういう干渉はほとんどしない方針らしい(直近では前輪付近のマスダンパー位置についての規制が加わった程度)。
そのため十数年なり数十年なりミニ四駆にとっかかりになっている方をビギナーが追い抜くのは不可能と言える。
ただ「クルマ趣味」という観点でとらえるならば、クルマが速いか遅いかというのはそれほどの意味を持たない。
自分が理想とするクルマを自分の手で作れるかどうか、という一点のみが重要になってくる。
この辺、流されずに自分のスタンスがないと、ミニ四駆は途端につまらなくなる。