【昼休みコラム:歴史編1】
ミニ四駆に対するタミヤのスタンスって結構「行き当たりばったり」なんですよね(汗)。
1.元祖ミニ四駆
 田宮俊作社長の「最近のプラモは難しすぎる。近眼のオレでも作れる簡単なものが欲しい」との号令で、実者のスタイルをリアルに再現したボディと走りを重視した頑丈なシャーシを組み合わせてデビュー。
 しかしリアルなスタイルはターゲットとした子供たちの興味を引くには至らなかった。
2.コミカルミニ四駆
 田宮社長の知人である、アニメーター大塚康生氏監修で、当時(1984年)はやりはじめた「デフォルメ」を取り入れたボディを採用し、話題となる。その中でRCカーで発売された「ワイルドウィリス」をスケールダウンした「ワイルドウィリスJr.」をリリースした事が大きなターニングポイントとなる。
3.レーサーミニ四駆(最初期)
 コミカルミニ四駆は好評だったが「遅い」という声が多く寄せられスピードの出る設計に着手。また「ホーネット」などRCバギー人気の高まりから「RCバギーのスケールダウンボディ+走行専用シャーシ」というコンセプトが生まれる。これがレーサーミニ四駆である。