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【昼休みコラム】ミニ四駆の歴史2

4.レーサーミニ四駆(1987年)
 スピードが出るミニ四駆は、当時RCカーなどとても買ってもらえなかった小学生に歓迎された。しかし遊び方は従来のミニ四駆と変わらなかったため、タミヤは新たな遊び方の提案に苦慮していた。

1987年のモデラーズギャラリー「公認五種競技」を初開催。円筒形のコースで何回回転できるかを競ったり、オフロードコースを走破するなどスピードを競うのではなくゲーム感覚のコースが主だった。
その中で、2レーンのオーバルコースでスピードを競う「ウルトラマッハサーキット」が人気を博し、これが現在までつづく「壁で仕切られたコースを走ってスビードを競う」というレーサーミニ四駆ならではの遊び方のさきがけとなる。

また子供たちが、コースでのパフォーマンスを上げるため、キット標準ではない様々なパーツを取り付けた姿をみたタミヤは、別売りの純正オプションパーツ「グレードアップパーツ」の発売を同年から始める。

この「コースでのスピード競技」「オプションによるカスタマイズ」という2つの新たな遊びを得たミニ四駆は、翌1988年に大ブレイクすることとなる。

@Bernie_Nihei 俳句を発見致しました!
『コースでのパフォーマンスを上げるため』

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