「同志少女よ、敵を撃て」読了。
ネタバレしない範囲で感想を言うと、この話の面白さをネタバレ無しで説明するのはかなり難しいので「戦争を扱う作品に抵抗がないならぜひ読んでくれ」としかいいようがない。ハマれば4時間もあれば読めるテンポのいい作品ということと、1回まっさらで読んでからもう一度読み返すとあれはそういうことかという発見がある。
「同志少女よ、敵を撃て」読了。
良かった点
・ミリタリーもののステレオタイプの否定
・半日もあれば一気に読めるテンポの良さ
・「シスターフッドとミリタリーの融合」という認識でも楽しめる良い意味での軽さ・エンタメ性
悪かった点
・エンタメ重視でステレオタイプとして残されてる部分が浮いて見える
・結果的にフェミニズムやジェンダーロール論と安易に結び付けられてしまう(よく読むとそこはあまり本質ではない)
・題材がタイムリーすぎる
ロマサガ2リメイク感想
全体の感想
都市開発などの旧作の戦略シミュレーションの要素がゲームを盛り上げるためのフレーバーに落ち着き、ハクスラ系RPGへと変化した。
ロマサガ2らしい尖った要素は減ったがRPGとしてのユーザー体験はむしろ向上したのではないだろうか。
ロマサガ2リメイク感想
裏ボス撃破ということでレビュー
良かった点
・キャラデザがいい
・派手ながらテンポを損ないにくい塩梅の演出
・固定装備の廃止によるクラス間隔差の改善
・旧作から変わらず強烈なラスボスの強さとクリアの達成感
明確に悪かった点
・クリア後の裏ダンジョンの攻略を周回条件にしたせいで裏ダンジョンの難易度が低い
・調整したとはいえ旧作同様にクラス間の強弱がハッキリしすぎている
賛否両論な点
・旧作の裏ワザ的な攻略法が通用しない
・資金繰りにほとんど困らないのでやりくりをする戦略的要素が減っている
・総じて旧作とは明らかにゲームデザインが変化している部分を受け入れられるかどうかで旧作プレイヤーの評価が割れる
ガンプラからの派生でミニ四駆にも首突っ込んでる系の人。