タミヤ営業部M氏へのメール
お世話になっております、『1ちゃんす!』の二瓶です。
遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。
本年もミニ四駆道を爆走いたしますので、よろしくお願いいたします。
本来であれば品川で直接ご挨拶したかったのですが、
残念ながら抽選が外れてしまったため自宅待機といたしました。
お寒い中ご対応されたスタッフの方々には頭が下がるばかりです。
現地から送られてくるツイートを眺めていたところ、
コンデレの全車紹介で気になる作品がありました。
https://twitter.com/mini4wd/status/957491911794704384
↑の0:48頃に映っているピンクのコペンです。
背景のパネル、目元は隠されていますが、
明らかに豊田真由子元衆議院議員の顔写真を使用しており、
昨年話題となった秘書への暴言・暴行事件をモチーフとしています。
昨年の貴社人形改造コンテストでも同じ題材を扱った作品がありましたが、
それと比較しても本人の顔写真を使用していること、
また時事ネタというには旬を過ぎており、昨年末に「起訴猶予」として結論の出た問題を
こうしたかたちで扱うことには疑問が残ります。
タミヤ営業部M氏へのメール
また言動の是非はともかくとして、
実在する特定の個人を揶揄する意図が含まれたミニ四駆が、
公衆の往来がある場所に展示されたということにも、違和感を覚えます。
過去にもパーツを使用したアクセサリーや靴など、
「コンクールデレガンス」の定義を考えさせられる作品を目にするたびに、
こうしたメールを打つ衝動にかられたのですが「タミヤさんとして考えがあってのこ
と」
と信じて控えておりました。
ただ今回の作品は一線を越えてしまったように個人的には感じます。
提出された作品の受け取りを窓口で断るというのは、
大会の運営上非常に難しいことというのは理解しております。
ただ「改造の出来映えや美しさを競う」というコンクールデレガンスの意義を揺るが
しかねない出来事と感じ、
失礼を承知でメールを送った次第です。
ミニ四駆がモータースポーツの一端として、
年齢や性別その他の障壁なく楽しめるホビーとして永続することを、
私は願っております。
お疲れのところ長々と申し訳ありません。