「推し」エコノミーは「推す側」と「推される側」が明確に分かれていて、「推す側」は「推される側」のアクティビティに【介入できない】ことが大前提としてあり、その上で「押す側」にできるのは宣伝・拡散・お布施(汗)であるというレギュレーションが存在していた。
が、ニサオン師の指摘にあるように「俺たちの●●」という意識が「推し」にとって代わって急速に伸長しつつあるように感じる。
新日本プロレスで例えれば、オカダや内藤のような「私生活は全然見えず、リングの上での姿がひたすらカッコいい」というレスラーよりも、タイチやエル・デスペラードのようなアニメ趣味・ゲーム趣味についてリング上のキャラを無視して(汗)SNSでファンとまじりあうレスラーの方が支持を集めている。
一方でカリスマ性の減退、さらにはマネタイズの難しさ(フラットな交流になるほどカネが動かなくなる)という課題はあるが……。