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考察:「機動戦士ガンダムSEED」ナタル・バジルールの絶望と選択 

ナタル・バジルールは軍人としての誇りと責務からドミニオンの指揮を執っていた。戦争を終わらせたい一心で最前線で汚れ役に務めた。

だが全ては間違いであった。

多くの命を奪ってなお、ザフトの決戦兵器ジェネシスを前に連合の敗戦は決定的。上層部とそれを操るムルタ・アズラエルは私闘に走り、乗組員の生命は風前の灯。地球は滅亡寸前。

自分が信じていたものが何もかも間違いだったと彼女は悟った。

ナタルは戦線を放棄して乗組員に退艦を命じ、自らはアズラエルと共に死ぬ事を選んだ。

「貴方はここで死すべき人だ、私と共に」

彼女にはあの局面でアズラエルを拘束し、アークエンジェルと共闘してジェネシスの阻止に向かう、という選択肢もあるにはあったであろう。

しかしながら極限状況で絶望に押し潰された彼女にできる最大限の善意であり、罪滅ぼしがアノ選択であった。

視聴者から見れば間違いに見えてもナマの人間の感情ならそうするだろうという選択をキャラクターにさせる手法は土6 - 日5枠においてしばしば用いられていると感じる。

かっこいいMSのガンプラが出るたびに思うのは「これMGで出してくれん?」ってことだ。

@Bernie_Nihei シャアやギレンはシリーズの中では結構わかりやすいんですけど、シロッコは何が悪なのかって国語的に説明するのが難しいと思った次第でして。

「暴力的な革命家」ではないのに何故カミーユに断罪されなければなからなかったのか、と。

ガンダムの物語を国語的にどう読解するか、というのは面白いテーマだと思うが、どうだろうか。

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ガンダムを「勧善懲悪ではない」とか「それぞれの正義」みたいに説明するのは国語的には30点くらいだと思う。

表現者として自分のやりたい活動をしながら自分の生活を守ろうと思ったら【アイドル】って括りが必要だということは後になって気付くものなんだなと。

ガンダムSEEDを見ていると「一見短慮だが結果だけ見るとベターな選択肢だった」ということがよくある。 

@Bernie_Nihei パトリック・ザラはジェネシスをハナから地球に向けて撃つ気マンマンだったので、連合軍の核攻撃によって結果的に時間稼ぎができたとも受け取れるところとか、見ていると色々と発見がありまして、この一筋縄では行かないところがシリーズの面白さなんじゃないかと20年経ってようやく気付いた次第です(汗

ガンダムSEEDを見ていると「一見短慮だが結果だけ見るとベターな選択肢だった」ということがよくある。 

代表例が序盤のラクス・クラインの返還であり、キラ・ヤマトと一部の学生による独断で行われたことだが、敵国のVIPを穏便に返還できたことが後々にアークエンジェルを助けることに繋がったわけで、しかも自軍にも損害を与えていない。

映画も見たことだしガンダムSEEDシリーズへの最終的な評価を下したい 

「萌え」重視の単純娯楽やマニアが考察して楽しむ上でのフレームワークとしては上出来なんだけど、面白い物語が見たい層からすると駄作というのが自分の中の最終的な評価として落ち着いた。

困難な局面を乗り切った後に映像研の金森氏みたく「今回はたまたま運が良かっただけです」ってクールに言ってみてえ。

@Bernie_Nihei ディープな方が伝わってないのはファーストの頃から変わってないので…(汗

@Bernie_Nihei 個人的には「推し」「萌え」「メカアクション」「お色気」「カップリング」というカジュアルな消費欲求と、「世界観」「物語」「作者が言わんとしていること」「作品内の歴史観」といったディープな消費欲求を双方満たす作品を作ることがヒットの条件のように感じます。

@Bernie_Nihei 恐ろしいのは逆トライアスロンは正式にスポーツ競技として存在するという点ですね(汗

フリーレンがヒットしているように、ガンダムXの物語はストレスフリーなロードムービー的作りなので今作っていたらそれなりにウケたと思う(キャラデザとかその辺は諸々時代の好みに合わせるとして)。

@Bernie_Nihei SEEDの場合、∀で一度完全に終わったと見なされたガンダムシリーズの再出発という強烈なブーストが入ってますからね。

かたやガンダムXは色々とパンチの強かったGとWからの地続きで番組が始まって、パンチが弱かったのが原因ですかね。ニンニクマシマシ豚骨醤油ラーメン食った後にアサリ出汁の効いた淡口塩ラーメンを出されて果たして美味いかっていう(汗

機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディション 

@Bernie_Nihei 軍上層部がきちんと浄化されているのか、そうでもないのかよくわからんので無理もないというか(汗

@Bernie_Nihei シリーズ最大のキーパーソンであり、新作が出る度に設定がガン盛りされる(汗)ラクス・クラインというキャラクターに説得力を持たせる田中理恵さんの演技力(ちから)は凄まじいと感じます。

ガンダムSEEDシリーズの世界観を構成する

・ヒトの遺伝子の改変
・ウイルスデマ(設定として存在する新型インフルエンザの流行)
・過激な殲滅戦
・劇場型のナショナリズムにより国家の方針が決まり、戦争が起こる

という、20年前の放送当時は荒唐無稽とされた設定が今になって現実が追い付いてきているという点は度々指摘されている(汗

SEEDとGレコの関係 

富野由悠季カントクが直々にメガホンを取った「Gのレコンギスタ」は謂わば「富野版ガンダムSEED」という趣があることは想像がつくだろう。

海賊部隊を率いる未熟なお姫様が弟に支えられながら戦争に介入し、両軍のタカ派を粛清して戦争を止めるという構図はSEED終盤の展開そのまんまである。

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