やっぱり昨今のキーワードは「共感」であり、どんなに実利があっても取り巻く人たちの「共感」を得られなければ一定以上の支持を集めることはできない。
『湾岸ミッドナイト』でも頻出するテーゼだが、「社会的な意義もない『趣味』に自身のリソースを費やす行為」を是とするか非とするかは評価する側の立ち位置によって変わる。
自動車チューン業界の人間からすると、首都高で時速300キロオーバーを記録するのは夢でありロマンだが、一般市民の感覚からすると狂っているとしか言いようがない。
この辺の感覚は私がクドクド説明するよりも『湾岸ミッドナイト』を読んだ方が理解が早い(汗)。