極私的ビギナーのためのミニ四駆セッティングガイド
ステップ2 各部の素材強化
スターターパックに付属するパーツの素材はそのままでも十分な性能を発揮してくれますが、フルチューンドのマシンに比べると見劣りするのも事実です。
まずはセッティングを大きく変更せずに、パーツの素材を変更することで性能を高めるのがよいかと思います。
・フロントローラー(13mm)
まずはフロントローラーについて。フロントローラーはマシンがコースを走る際、最初にコース壁と接するパーツです。そのため衝撃に負けない「強度」と、マシンをコース内にとどめるための「面圧」、さらにマシンのスピードを殺さない「転がり抵抗」と、3つの要素が重要になります。
私がオススメするのは、
ゴムリング付 2段アルミローラーセット(13-12mm)
https://www.tamiya.com/japan/products/15418/index.html
です。
アルミによる「強度」、エッジの効いた下段ローラーとゴムリング付き上段ローラーによる適度な「面圧」、そして520ベアリングによる「転がり抵抗」と、3拍子揃った逸材。
お試しあれ。
極私的ビギナーのためのミニ四駆セッティングガイド
0.はじめに
今年に入って、「超速GP」の影響もありミニ四駆をあらたに始める方が増えた印象を持ちます。
その方々は一次ブーム(1987~1991年)もしくは二次ブーム(1994~1998)から現代ミニ四駆シーンに直行しているので、莫大に増えたパーツやブランニューのシャーシに戸惑うことも多いかと思います。
現在のミニ四駆ブームは「三次ブーム」と呼ばれており、2012年のジャパンカップを皮切りにはじまり、2015年ごろがピークでした。その後やや緩やかにはなりましたが、ホビーにおける一つのジャンルとして定着しつつあります。
その過程で様々なテクニックが開発され、SNSで拡散し、改良されるというサイクルが生まれています。それ故に「基本」が何なのかを知る前に最先端の応用に進んでしまう方が多いように感じています。
このスレッドでは一次ブーム、二次ブームをゆるく経験した41歳が、楽しく走らせられるセッティングとそれに必要なパーツを紹介したいと思います。
ただあくまで個人の印象もとづくので、「唯一の正解」ではないことはご承知ください。
よろしくおなしゃすです~\(^o^)/