お騒がせしましたが、昨日の続きをば……。
◯ヒクオ
提灯が持つ大ジャンプに対応した制振力と、サイドマスダンパーの持つ小ジャンプの衝撃吸収力+重心の低さを解決したのが「ヒクオ(重心ヒクオ)」と呼ばれる改造です。
昨晩の2013年~2015年度のマシで使用していますが、リヤのステーから前方にカーボンプレートを伸ばし、前輪近くでサイドマスダンパーに接続する構成です。
後輪とシャーシの隙間を通すためにプレートは細く削ることが必要であり、その為に強度の高い限定品のカーボンプレートを巡ってオークションや一部店舗では争奪戦となりました。
◯フロント提灯
タミヤのコース難易度が高まるにつれ、「ジャンプの姿勢はともかくフロント部分をコース上に叩き込む」という考え方が主流になっていきます。
それを実現させたのが「フロント提灯」です。ヒクオのアームをリヤからではなくフロントから後方に伸ばすことでジャンプ中の姿勢を強制的に前のめりにする効果があります。
一方でアームが目立つ場所に来るので「カッコ悪い」という声も。
良記事なのだが、ここで取り上げられている「ゲーム業界のミニ四駆大会」にどういう訳か部外者であるメニースマイルの「しょー」と「ミナミ」が優勝して豪華賞品をかっさらっていった事実を知ってると笑って読めない(汗)。
【ご協力お願い】
当方が応援してます横浜のご当地アイドル、ポニカロードの太田あかりさんがオーディションに参加中です。リンク先のアプリをインストールの上、太田あかりさんへの応援を是非ともよろしくお願い申し上げますm(._.)m
そいでもって2016年。この年はジャパンカップはすべて抽選オチしたので、オータムカップに出走した時のもの。シャーシがVSになり、ボディも新調してますね。 https://mstdn.mini4wd-engineer.com/media/FuIynd923jR9WPGglrU
で、2015年のジャパンカップ。リヤ・フロントともスライドダンパーになり、ヒクオのアームなど各所にカーボンプレートが使われてます。タイヤもペラタイヤからハーフタイヤになり、ホイールも軽量化されてますね。 https://mstdn.mini4wd-engineer.com/media/BWXE-RPYueB9lvjHN6c
2014年のジャパンカップはこんなでした。
後ほど解説する「ヒクオ」機構になっていますね。またタイヤがペラタイヤになってます。
https://mstdn.mini4wd-engineer.com/media/LiquqQgxIl7qGxNVhi4
2013年のジャパンカップで走らせたマシンの写真が出てきました。
これは提灯のアームの上にボディをのっけた「ボディ提灯」ですね。 https://mstdn.mini4wd-engineer.com/media/Pk6qFWJkZ3gBa9CcSsQ
夕方じゃなくて深夜ですが、続き。あくまで私見ですのでディテールの相違についてはご勘弁を。
〇提灯の問題点
2012年、13年ぶりに開催されたミニ四駆ジャパンカップを制したマシンに搭載されていたのは、やはり提灯でした。
翌2013年に発売された「超速ガイド」で提灯の作り方が紹介されたことで一般的な改造テクニックとして認知されるようになります。
しかし、提灯システムにはいくつかの大きな欠点がありました。
・重量物が重心より上に配置されているため、小ジャンプ(いわゆるドラゴンバック)やバンク入り口での安定性を欠く
・構造物が多いので重量がかさむ
・とにかくカッコ悪い
〇サイドマスダンパー
一方でオモリ単体でのマスダンパーも配置の最適解が見つかり始めました。それが「前後輪の間、やや前輪寄り」の位置です。
スーパーXX Evo.付属の大型プレート等で、前輪の直後にマスダンパーを設置するセッティングは現れていましたが、2012年のジャパンカップ後に登場した「ARシャーシ サイドマスダンパーセット」によって一般化します。
ミニ四駆が好きですが、競馬(中央・南関東)とプロレスとモータースポーツ(F1・フォーミュラe)が好きな43歳です。たまに小説らしきものを書きます。
Twitterに比べてエキセントリックな内容でお送りしますのでリムーブ、ミュート等適宜お願いします。