多要素認証では、このうち異なる2つ以上の要素を用いてユーザーを認証します。
例えば、最近よく見られるパスワード+ワンタイムパスワードによる認証は、知識認証(パスワードを知っていることの証明)と所有物認証(セキュリティトークンを所有していることの証明)の2つの要素を用いた多要素認証となっています。
しかし、2つの方式で認証していたとしてもそれらが異なる要素でなければ多要素認証ではありません。
選択肢の 2, 3, 4 は、それぞれ知識・生体・所有の単一の要素しか用いていないため、多要素認証の条件を満たしておらず不正解です。
よって1番目の「キャッシュカードと暗証番号」が正解です。